家づくり日記⑦混ぜ垣を作りたい
家づくりの進捗状況ですが、土地の契約も無事に終わりまして。
銀行のローンの話も終わり、間取りも確定し（結局吹き抜けも作りました...）、その後は住居内部のこまごました部分の話し合いが続いていて疲れていますが、自分の頭の中はついつい外構のほうを考えてしまいます笑
配置図はこんな感じなんですけど↓（現在は窓の配置などいろいろ変更点もあります）
赤で囲んでいる部分（長さは17ｍ弱くらいです）は通りに面してますので、フェンスを設置しなければなりません。こちら側に水回り関係などをまとめていて窓も少ないですし、目隠しの役割はほとんど必要はないのですが、植物好きとしては当然植栽して生垣のようにしたいよなと思うわけで笑（管理は手間がかかりますが...）
でも重厚な日本家屋とかだと1種類の樹木でビシッと刈り込んだ感じの生垣になるんでしょうが、私の希望としては花が咲く植物をいろいろと植えたいので、そういう生垣はアリなのかな...？と思って調べていたら、様々な樹木を合わせて植える生垣のことを昔から「混ぜ（交ぜ）垣」と呼ぶんですね✨見た目も楽しいし、樹木の種類が増えることによって生き物たちにとってもやさしい環境になるとのことです。オシャレに横文字で書くと「ミックスドヘッジ」というそうで。
で、混ぜ垣といっても上下2段とかそういうオシャレなデザインは自分には作るのも維持するのも無理なので、とりあえず生垣向きの植物で自分が好きなものを横並びに一直線に植えるしかないと思っています笑 フェンスの一部はクレマチスのエリアにしたいなと思っているので、混ぜ垣エリアは10ｍちょっとくらいの長さになりますかね。
混ぜ垣に使う植物の候補で、現在育てているもののリストですが↓
・アベリア
・ギンバイカ
・久留米ツツジ（白）
・ウエストリンギア
・ギンモクセイ
※ビバーナム
※サルココッカ
※印は予約注文済で苗が届くのは春くらいのもの
これらの植物を、日照が必要かどうかや、花や葉の色のバランスなどを考えながら並べる感じになりそうです。おそらく植物の数は足りないので、隙間はキンメツゲだったりホームセンターでも売っている丈夫そうな品種を入れていったらいいかなぁと。とりあえず今は全部鉢植えの状態なので、地植えする前に試しに配置してみて考えようと思っています。
今現在、妄想しているだけでもめちゃくちゃに楽しいのですが笑 こんなに自分の好きな植物をわちゃわちゃと植えていいんかなとも（多少は）思っていたんですが、夫から「自宅の庭づくりとか、いい意味で自己満足でしかないんだし自由にやっていいと思うよ。単純にコンクリート打ちっぱなしの庭でも住むことはできるところを、あえて自分で色々やりたいんでしょ笑」と言われて「それもそうだ笑」と開き直りました笑
でも、混ぜ垣をネットで検索しているときにたまたま出てきた西宮市（私自身は西宮市民ではありません笑）の接道緑化の助成金のページに「特定外来生物・要注意外来生物として指定された植物は助成の対象になりません」って書いてあり「ん？庭木で特定外来生物？」と気になって見てみたら、その植物のリストにバタフライガーデンの期待のエース・ブッドレアも入っていて「ひぇっ」となりました💧下記は西宮市のページからの転載ですが↓
慌てて環境省のホームページで確認してみたら、「生態系被害防止外来種リスト」というものが公開されていて植物もたくさん載っていました💀
今私が育てている中では、ブッドレアとツルニチニチソウ、園芸種のスイレン、ホテイアオイが「重点対策外来種」となっていました…。セイタカアワダチソウなどと一緒の区分ですね💧ブッドレアは繁殖力が結構あるみたいだからそこがダメなのかなぁ…。自宅の庭に植えてはいけないわけではないようですけど...。普通に園芸店に売っていますしね。でも、むやみに蔓延らせてはいけない植物なんだなぁと少しショックでした💧
もちろんこのリストに載っていない植物でも海外由来のものはたくさんありますから（特に園芸品種は）、日本原産の植物（しかも品種改良されていないもの）だけで庭を作ろうとなるとかなり難易度は上がりますね💀我が家の庭はそこまでストイックには作れそうにないです💧
まぁ...生態系に及ぼす影響は極力少ないに越したことはないし、もちろんそう心がけるべきですけど、自然環境の問題を突き詰めていくと最終的には人類が現在の文明社会を捨てるか滅ぶしかないっていう結論になりそうなので、何事もバランスが重要ということになるんでしょうね...。ううむ。混ぜ垣の話から色々と考えてしまった一日でした💧
